宝くじで総額5億円以上当選した男性の末路とは?
宝くじで高額当選すると、よくこんな事が起きると聞く。
- 投資を勧められる
- 募金のお願いをされる
- 急に親戚が増える
要するにお金をタカられるという話だが、実はあながち嘘でもない。
100万円以上の当選を15回以上経験し、総額5億円を手にしたとある男性は大変な思いをしたそうだ。
5億円男の当選遍歴
まずは5億円男の当選遍歴から。
「高額当選なんて一生に一度あればいい方」というのが宝くじに対する一般的な認識だろう。
しかし彼の場合、1980年代から2000年代にかけて長きに渡り何度も当選しているのだ。
正真正銘の幸運の持ち主である。
80年代
彼はカラオケ教室や音楽事務所を経営し、また作曲家としても活動していた。
1985年頃から宝くじを購入し始め、1987年に初の当選を果たす。
ただいきなり高額当選したわけではなく、この時の当選額は10万円と20万円だった。
その後も順調で、1988年と1989年にはいずれも100万円当選している。
90年代
2年連続で100万円当選しただけでもかなりの幸運だが、ここからさらに彼の宝くじ運は開花する。
1994年に京都で購入したサマージャンボ宝くじで1等6000万円が当選したのだ!
さらにその後も100万円や200万円の当選が続いたそうだ。
90年代は子どもの留学費用を稼ぐためにタクシー運転手のアルバイトをするなど苦しい時期もあったようだが、一連の当選で一気に生活が楽になったことだろう。
2000年代
彼の宝くじ運は頂点を極める。
2001年にロト6で1等2億円が当選したのだ!
開封くじ(ジャンボなど)と数字選択式宝くじの両方で高額当選というのは私もほとんど聞いたことがない。
ただただ羨ましいばかりである。
5億円男の宝くじ購入方法
次に5億円男の宝くじの購入方法について。
物凄いこだわりがあるかと思えばそうでもなく、意外とシンプルなのも幸運と呼ぶにふさわしい。
彼の宝くじ購入方法を判明している限りで紹介しよう。
ジャンボ宝くじ
- 連番10枚
- バラ20枚
以上の30枚を1セットとし、日付と場所を変えて3セット購入しているそうだ。
1枚300円なので1セットあたり9000円、3セットで合計2万7000円の出費ということになる。
ロト
1度に5口の購入で合計1000円。かなり少額である。
数字の選び方は、その日家を出た時間や信号待ちの時にパッと目に入った車のナンバー等を参考にしているそうだ。
確かに自分が何気なく見た数字は運気に大きな影響を与えるとはいうが…。
高額当選後に起きたこと
この5億円男が高額当選後も幸せの絶頂にいたかと言えばそうでもない。
当選金で家は購入したが、あまり贅沢はしていないそうだ。
そんな彼の大変な思いとは一体…?
タカられる
- 「生活費を工面してほしい」
- 「お金を貸して」
といった内容の手紙や電話が度々来るようになった。
彼が高額当選したことは限られた人しか知らないはずなのに、見ず知らずの人からお金を要求されることもあったとか。
妬まれる
高額当選したことを知られ、人から妬まれることも多くなった。
中には「殺してやる」といった妬みの範疇を超えた過激な手紙も送られてきたそうである。
当選したら脅迫されるなんて、宝くじを買った時には思いもしなかっただろう。
また嫌がらせなのか、香典袋が届いたこともあった。
そもそも、高額当選者の住所を見ず知らずの人が知っているとは思えないので、彼の身近な人が悪質行為を働いている可能性がある。
親戚かもしれないし、仕事仲間かもしれない。人間不信になってしまいそうだ。
「宝くじを代わりに買ってほしい」と依頼される
彼の運にあやかって、「宝くじを代わりに買ってほしい」という依頼もあったんだとか。
「運勢のいい人に買ってもらう」というのはよくある話だが、実際に依頼されるとただただ迷惑だろう。