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海外に驚きの宝くじあり!制限速度を守っただけで宝くじゲット!?

2022年12月9日

世界は広い。

日本では考えられないような宝くじもあるのだ。

今回は、スピード違反を激減させたスウェーデンと犬の糞が関わる台湾の宝くじを紹介する。

どちらもユニークなものであるが、社会問題も絡んでいるので、ぜひじっくり読んでいってほしい。

制限速度を守ると宝くじ!?「Speed Camera Lottery」とは?

まずはスウェーデンのスピード違反を激減させた宝くじを紹介する。

公道には制限速度が設けられているが、守らない人が多いのはスウェーデンも同じのようである。

そこで実施されたのがスピードカメラ宝くじである「Speed Camera Lottery」である。

このシステムの開発には、自動車メーカーのフォルクスワーゲンとスウェーデンの交通安全機関であるNTFが参加している。

その効果がすごかった!

こちらの宝くじの目的はスピード違反者を減らすことにある。

では、実際にスピード違反をする人は減ったのだろうか?

実は相当減っている。

そもそも、対象となった道路の実施前の平均速度は32キロであった。

しかし、開催期間中の平均時速は25キロと一気に22%も下がっているのである

賞金は?

スピード違反をへらすことに貢献した「Speed Camera Lottery」だが、気になるのが賞金だろう。

もちろんそれほど高いものではない。

開催期間中に、5人が宝くじに当選している。

1人に2万スウェーデンクローネ(約25万円)が支給され、4人に1万スウェーデンクローネ(約12万円)が当たったそうだ。

 

ちなみに賞金は、フォルクスワーゲンから提供されたものであるという。

実は、計画の段階では賞金は「違反者が支払った罰金」から調達されるはずであった

しかし、法律的にも難しかったのであろう。

「違反者が支払った罰金=賞金」は実現しなかった。

現在は廃止

「Speed Camera Lottery」は、一時的に導入され、その後は廃止されている。

長期的に継続すれば、どのような効果をあげていたのかも気になるところだ。

日本にも事故が起きやすい道路は各地にある。

スウェーデンのアイデアを導入してみたら、面白い結果になるかもしれない。

台湾にも犬の糞が関わるユニークな宝くじがある!

次はアジアのユニークな宝くじを紹介する。

台湾の犬の糞にかかわる宝くじだ。

台湾の路上清掃キャンペーンとしておこなわれた宝くじであるが、絶大な効果を上げており、大きな話題を読んだ。

宝くじの概要

犬のふん1袋と引き替えに宝くじ1枚をプレゼントするキャンペーンである。

台北市の隣に位置する新北市でおこなわれた。

なんと4,000人を超える市民がキャンペーンに登録し、犬の糞が1万4,000袋も集まったという。

当局も、予想以上の効果が出ていると驚いているようだ。

ただ、それだけの糞が路上に転がっていた、ということになる。

このようなキャンペーンをしなければならないほど、犬の糞が社会問題化していたのであろう。

当選金は?

宝くじの当選金は、金塊であった。

6万台湾ドル(約20万円)相当ということであり、2022年12月の金の価格は1グラムあたり8,000円台なので、25グラム程度ということになる。

それほど高額ではないが。糞が金に化けるわけだから、ユニークな宝くじである。