【韓国】宝くじの年間販売額が過去最高を記録!経済と宝くじの関係性

昨今の物価高の要因のひとつに、ロシアによるウクライナ侵攻が挙げられる。
両国が生産する穀物や原油の供給が滞り、食料・衣料・ガス・電気などライフラインに関わるものまでが影響を受けている。
この話題はニュースで連日報道されているが、何も日本だけに限った話ではない。
お隣の韓国も深刻な物価高に直面しているのだ。
時を同じくして、現在韓国では宝くじが流行している。
この動きには物価高による社会的不安が関係していると分析する識者もいる。
本記事では、そんな韓国の物価動向と宝くじについて解説する。
韓国の物価動向
韓国の統計庁の発表によると、2022年の韓国の消費者物価指数は前年比で5.1%上昇した。
この数値はアジア通貨危機の影響を大きく受けた1998年の7.5%以来の高水準である。
1990年代には、為替レートを事実上米ドルに連動させていたメキシコ、タイ、インドネシア、韓国、ロシア、ブラジルなどの新興国で、資本移動の自由化とそれに伴う活発な資本取引のもとで生じた持続不可能な経常赤字などを契機に、危機が発生しました。
特に1997年に発生したアジア通貨危機は、(1)金融機関の資金調達に関する通貨と期間のミスマッチの存在、(2)企業の資金調達における銀行貸し出しへの過度の偏り、というアジアの構造的な脆弱性を浮き彫りにしました。
当時、アジアの金融機関は短期で外貨資金を調達し自国通貨に変換したうえで長期の貸出を行っており、こうした下で自国通貨が大幅に減価したことで外貨建て債務の返済負担が増加し、外国人投資家が再投資を見合わせたために、国内の企業部門、銀行部門の双方において倒産が続出することに繋がりました。引用:日本銀行
特にエネルギー関連が顕著で、電気・ガス・水道料金に至っては12.6%と高い数値を記録している。
韓国の宝くじブーム
ライフライン関連の値上げは社会的な不安を醸成し、人々の動向に大きな影響を与えることがある。
韓国の場合、その結果のひとつが宝くじに将来への希望を投影することなのかもしれない。
韓国では、昔と違って宝くじ売り場に行列ができることも珍しくなくなった。
というのも、物価上昇に加え高金利やウォン安も人々の生活に暗い影を落とし、庶民はもはや宝くじに賭けるしかない、そんな一面が垣間見えるのだ。
ある宝くじ売り場は、1日に1,000人以上の客が訪れる人気ぶりで、開店時間を午前8時から深夜0時までに拡大して営業しているそうだ。
それでもひっきりなしに客が訪れるというのだから驚きである。
年間販売額は過去最高に
韓国の企画財政省の宝くじ委員会によると、年間の宝くじの販売額は2021年が5兆9,753億ウォン、2022年は6兆4,292億ウォンだった。
前年比で約7.6%増えている。
さらに年間販売額が初めて6兆ウォンを超え、2022年は「最も宝くじが売れた年」となった。
韓国の宝くじ
韓国では様々な宝くじが販売されていて、日本と似たようなものもある。
ギャンブルで言えばカジノが有名なので、珍しく思う方もいるかもしれない。
ここでは4つほど紹介しよう。
ロト6(LOTTO)
等級ごとの当選条件は日本と同じである。
違う点は主に数字の選択範囲(1から45まで)と、4等5等の当選金額が決まっていること(4等:50000ウォン、5等:5000ウォン)。
最高で1等約40億円が出たこともある人気の宝くじだ。
年金宝くじ
年金宝くじは、当選金を一定期間毎月受け取る宝くじである。
例えば、
- 1等…毎月700万ウォン(約50万円)×20年間
- 2等…毎月100万ウォン(約10万円)×10年間
といったように、予め当選金額と期間が決まっているのが特徴だ。
スピット2000、スピット1000、スピット500
スピットは、スクラッチ式の宝くじである。
スピット2000なら2000ウォン、スピット500なら500ウォンで購入できる。
- スピット2000:1等当選金額は10億ウォン
- スピット1000:1等当選金額は5億ウォン
- スピット500:1等当選金額は2億ウォン
電子宝くじ
電子宝くじは、インターネットで購入できる宝くじのことで、パワーボールやメガビンゴなど全部で6つある。
宝くじの種類によって当選金額は大きく異なる。
「不安定な国際情勢の中を生き抜く術」
2023年に入ってもロシア・ウクライナ情勢の先行きは見えない。コロナウイルスも依然として猛威を振るい、今や日本が世界の週間感染者数1位の国になることも珍しくなくなった。
昨年記録した歴史的円安は大々的に報道され記憶に新しいが、足元を見れば「収入は増えないのに生活必需品は値上がる」という負の連鎖はまだまだ続くだろう。
その対策として、何らかの投資で収入を増やそうとするという姿勢はもちろん評価されるべきだが、理想を追求するならば、費用対効果が高い投資先を選ぶことが大切である。
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「宝くじの当選は一生に一度あればいい」はもはや過去の産物である。
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